1日何度も食べる方が太らない?
あの人はしょっちゅう、何かを食べている
こういう人がときどきいますね。
見れば口を動かしていて、大変な食いしん坊のように思います。
では彼らがみんな太っているかと言うと、そうでもありません。
同じ量ならまとめて食べるよりもちょこちょこ食べた方が取りません。
1日3食が理想のように言われますが、本当は、5食や6食に分けて食べた方がさらにいいのです。
「NG」
大事な事は空腹でドカンと糖質を取らないこと。
腹ぺこだから、ラーメン大盛りにしてと言うのは最悪です。
自分の空腹感を察知したら、適切な分量の食品をとり、血糖値が上がりすぎないようにコントロールする。
これこそが、若くて綺麗で健康的な人の食事術です。
3食の食事タイム以外にちょこちょこの知識と技術を身に付けましょう。
過剰摂取は肥満の原因
余ったブドウ糖は、肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられ、必要に応じて消費されますが、
さらにとると脂肪に合成されて脂肪組織に運ばれ、体脂肪として蓄えられます。
そのため取りすぎると肥満の原因になります。
また、不足すると人体を構成する体タンパク質や体脂肪が分解され、
エネルギー源として使用されます。体タンパク質の大量の分解は筋肉を減少させます。
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コレステロールをとったからといって太らない
コレステロール値は食事では変わらない
コレステロール値が高いから卵や肉を控えてください40歳近くになると、医者からこんな指導を受ける人が増えます。特に女性では閉経と、ともにコレステロール値が上がります。
しかし、あまり気にすることはありません。というのも、コレステロールの大半は肝臓で作られており、食事によるものは1割程度なのです。つまり、食事によってコレステロール値をコントロールしようと言う努力はほとんど報われません。
一口にコレステロールといってもいろいろ終わり、
HDL(善玉)
LDL(悪玉)と言う区別だけでなく
「酸化LDL」「AGE化LDL」
が大きな問題と言うことがわかっています。
だから、コレステロールについては多様なアプローチが必要。
心配な人はきちんとした検査を受けるべきで、「食事で解決しよう」頭ムキにならないことです。
もちろん、食べ過ぎてはいけませんが、卵や肉にも優れた栄養素がたくさん含まれています。
おかしな規制はかけないで、ちゃんと摂取しましょう。
食物繊維で糖質吸収を抑え、コレステロール値を下げる
食物繊維は、人間の消化液では消化されない難消化性の成分ですが、
食物繊維は近年では6番目の栄養素として重要視されるようになりました。
食事のカサを増したり、
糖質の吸収を遅延させたり
コレステロールの排出を促進します
通便を抑止、発がん物質を和らげる動き回り生活習慣予防でも注目されています
プロテインやアミノ酸は腎臓を壊す
スポーツクラブに行くと、プロテイン、アミノ酸などのパウダーを水に溶かして摂取している人をよく見かけます。
特に男性に多い。
結果にこだわる男性は、どうせ運動するなら筋肉がつくプロテインや疲労を取り除くアミノ酸の力を借りたほうが効率的だと考えるのでしょう。
しかし今すぐやめてください。
こうした人工的な商品は、自然な食品とは比べものにならないほど大量のタンパク質が含まれています。
タンパク質によって体内で生まれる尿素窒素などの毒素は、
腎臓が濾過(ろか)して尿に排出します。
人工的に大量のタンパク質を摂取することは、その働きを腎臓に強要し疲弊させ、重大な被害を生みかねません。
また、タンパク質の大量摂取は骨に悪い影響与えると言う論文もあります。こうした人工物で健康体を作ろうと言うのは大きな間違いなのです。
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