コラーゲンって効果ないの!?本当の事がしりたい!!
コラーゲンサプリメントの前に。。。
コラーゲンとは?!?!?
最近コラーゲンは医学的になんの効果がないってよくネットで見ますが…(体内で分解されるとか?なんとかで…)
あんなにいっぱい商品あってタレントさんも
「コラーゲンかかさずとってます!!」なんて言ってますが全部嘘ですか!?
でもコラーゲンドリンクを飲んだ翌日の肌のしっとり感はなんでしょうか… 脂…??
顔がパンパンになるって話も時々聞きますよね?
最近の経口(飲んだり食べたりするタイプ)のコラーゲン製品で人気の高いものは低分子コラーゲンペプチドを使用していて、長期的に経口摂取することで医学的にも効果が認められている製品です。
スポンサーリンク
なんで効果があるない言われるのかは、コラーゲンについて知ってないとわからないと思うので、以下で簡単に説明します。
少量をたった一回飲んだからと言って、翌日すぐに効果があるような気がするのは…思い込み。
口から摂取したコラーゲンが体内に吸収されるにはアミノ酸に分解されなくてはなりません。
つまり、吸収される段階ではコラーゲンを作っている部品にまでバラバラにされるわけです。
この部品が全部また体内でコラーゲンになるなら、意味がありますが、
実際は他のタンパク質を作るのにもバランス良く使われるので、
コラーゲンを食べてもピンポイントでコラーゲンが増えるってことはない!
しかし、このバラバラになった部品の中には、体内でコラーゲンを作るのにだけ使われるものもありまして。
それが「ヒドロキシプロリン」というもので、
コラーゲンの螺旋構造を作るのに必要な物質です。
この部品は天然ではコラーゲン以外に含まれておらず、コラーゲンを食べることでしか吸収できません。
なので、意味があるとすれば…
体内でコラーゲンを作るために常にヒドロキシプロリンを安定して
供給できるような状態を作る、
つまり
「ヒドロキシプロリンを体内に効率良く吸収できるようなコラーゲン」を食べ続けることなのですが、それが低分子コラーゲンペプチドを使用したコラーゲン製品というわけです。
このあたりをよく知っている医師が「効果がない」と言うのは、吸収されづらい高分子コラーゲンペプチドを多く含む食材で作られた料理からの食事による摂取のことだと思います。
正確には全く効果がないことはないんでしょうが、食品から効果を得るにはかなりの量をとり続けなければならず、結果としてちょっと食べても有意な差は認められない(一週間やそこらコラーゲンたっぷり料理を食べ続けても純粋なコラーゲンだけによる美容効果はゼロに等しい)という意味です。
ですので美容効果を得られるのは、低分子化の処理をされて低分子コラーゲン製品として売られているものを、「長期に渡って毎日摂取し続けた」場合かと。
翌日顔がパンパンに…は別の要因でむくんだだけでは?(笑)
ちなみに、
ヒドロキシプロリンは体内でもプロリンのヒドロキシル化によって合成されますが、この時に必要なのがビタミンCです。
このことからも、バランスの良い食事でタンパク質とビタミンを摂取するのが美容には大事だとわかりますね。
コラーゲンについて良く知っておけば、効果があるだのないだので振り回されることもなくなりますよ。
スポンサーリンク